“dip in the pool”が新しいアルバム「brown eyes」(Amazon.co.jp)をリリースした。しかし、このユニットの名前を聞いて、即座に音をイメージできるのは30代以上の世代のはずだ。なにしろ、これは14年ぶりのアルバムなのだから。 dip in the poolは1983年、当時ファッションモデルとしてカリスマ的な人気を誇った甲田益也子と、コンポーザーの木村達司によって結成された。1985年に12インチEP「dip in the pool」でデビュー。初期のアルバム「Silence」は、UKのラフ・トレードからも発売された。代表曲は丸井のクリスマス向けCMに使われた「Miracle Play 天使が降る夜」だろう。 dip in the poolは決して大ヒットを飛ばすわけでも、アリーナに大観衆を動員できるような大向うを狙うユニットでもなかった。しかし、音楽好きの
![dip in the poolが語る“14年間の沈黙とインターネット” (1/4)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f8b8048d15c69767a282df9334fdd6d5dfc1582d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2013%2F01%2F30%2F350171%2Fl%2F93e847cd99a31783.jpg%3F20200122)