イタリアで行なわれたあるレイプ事件の裁判で、被害者の女性の容姿が理由で加害者の男2人が無罪放免になっていたことが発覚し、批判が殺到している。(フロントロウ編集部) 被害者の容姿を法廷で侮辱 今から約4年前の2015年、当時20歳だったペルー人女性が同じくペルー人の男2人にイタリア・アンコーナでレイプされた事件で、伊裁判所が「(被害者の女性の外見が)レイプされるほど魅力的じゃない」という加害者側の主張を認め、女性の訴えを棄却していたことが発覚。 裁判の判決が下されてからすでに2年以上が経過しているが、つい先日、伊最高裁判所がこの判決を却下&再審を命じたことで事実が公になり、国内外から批判が殺到している。 米CNNによると、被害者の体にはレイプされた際にできた可能性が高い傷があったほか、血液からもデートレイプの際によく使用される鎮静剤が検出されるなど、レイプが事実であったことを証明する証拠が複