旧ソビエトのベラルーシで、8月9日に行われた大統領選挙。 26年間にわたって権力を握り続け「ヨーロッパ最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領に挑んだ1人の女性がいました。 スヴェトラーナ・チハノフスカヤ氏、37歳。 政権に批判的だったブロガーの夫が大統領選への出馬を禁じられ、収監されたことを機に、夫の解放を求め立ち上がった彼女。 たった数週間でルカシェンコ大統領にとっての最大の強敵となり、現政権に不満を持つ国民から熱狂的な支持を集めたことで、世界的に一躍時の人となりました。 選挙後、不正を訴え選挙のやり直しを求めて平和的な抗議活動を続けるチハノフスカヤ氏にNNNモスクワ支局は日本のメディアとして初めて単独インタビューしました。