March 16, 2015 カーソンとDDTをめぐる疑惑について 世界を騙しつづける科学者たち〈上〉 (2011/11) ナオミ オレスケス、エリック・M. コンウェイ 他 商品詳細を見る 世界を騙しつづける科学者たち〈下〉 (2011/11) ナオミ オレスケス、エリック・M. コンウェイ 他 商品詳細を見る 先日、DDTという農薬の話を少し書いた。 このDDTが禁止されたきっかけは、カーソンの「沈黙の春」であるといわれている。農薬の害を世の中に広く伝えた本として、今でも版を重ねているロングセラーである。 しかし、である。この本が出たことに伴って火がついた農薬追放運動は、DDTを追放し、それによってさらにとんでもないことをやらかした、という声も一部であるのだ。というのもDDTは蚊などを退治するのに非常に有用なわけだが、蚊というのはいろいろな風土病の媒介者として機能する動物である。かゆい
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