現在開催中の「全仏オープンテニス」(5月30日~6月13日/フランス:パリ/クレーコート/グランドスラム)で男子シングルス3回戦を突破した第8シードのロジャー・フェデラー(スイス/8位)が、現地6月7日に予定されていた第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/9位)との4回戦を棄権すると発表した。 2年ぶりに全仏の舞台へと帰ってきた39歳のフェデラーは、5日に行なわれた3回戦で世界59位のドミニク・コプファー(ドイツ)と対戦。3時間35分にも及ぶ激闘の末、7-6(5)、6-7(3)、7-6(4)、7-5で勝利し、全仏15度目のベスト16進出を果たしていた。 だが、試合終了後に行なわれた記者会見でフェデラーは「次戦をプレーするかはわからない。出場を続けるか決めないといけない。ヒザに負担をかけ続けるのはリスクが大きすぎるか、身体を休めたほうが良いか」とすでに4回戦の棄権を示唆していたため