おととし、韓国南部で起きたマグニチュード5.4の地震について、韓国政府の調査研究チームは、震源の近くで行われていた地熱発電のために地下に大量に注水したことによって断層が動き、地震が誘発されたとする結果を発表しました。 韓国政府の調査研究チームは20日、記者会見を開き、およそ1年間にわたって調査した結果、地震の原因は、地熱発電で蒸気を発生させるために地下に大量に注水したことで誘発されたとする結果を発表しました。 この地震の震源の深さは7キロだったのに対し、注水が行われたのは地中およそ4キロ付近だったということですが、注水の際に圧力が発生して断層が動き、マグニチュード5.4の地震につながったとしています。 この発表を受けて、事業を主管していた韓国の産業通商資源省は遺憾の意を表明し、ポハンでの事業を中断して地熱発電の施設を撤去する方針を示しました。 一方で今回の結果について韓国メディアは、実証実
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