来週で3月も終わり。日本企業の多く、上場企業で言えば約7割に当たる2500社が決算期末を迎える。今年度(2015年3月期)は、急回復ぶりを見せた前年度に続いて、多くの企業で増益となる見込みで、過去最高益を更新する企業も続出。東洋経済の最新業績予想で見るとその数は、純利益(最終利益)ベースで500社以上にも及ぶ。 最高益続出の中で最終赤字に沈む企業も 一方で、業績不振やそれに伴う人員整理、不採算事業からの撤退などに伴って大きな損失を出し、純損失(最終赤字)を強いられる企業の姿もある。企業は原則として永続的に収益を出していかなければならないが、長い期間で見ると利益がまったく出ていない会社もある。 東洋経済オンラインは、過去10年にわたって純損失を積み上げてしまった企業を独自に調べ、その上位500社をランキングした。3月23日に配信した「過去10年で純利益を積み上げたトップ500社」の逆となる。