これも女性蔑視なのか――。今年11月30日に開幕する「女子ハンドボール世界選手権」(熊本県)をPRする垂れ幕(街灯バナー)のキャッチコピーの一部に卑猥な表現があったとし、波紋が広がっている。製作した熊本国際スポーツ大会推進事務局に「低俗」「卑猥」といった批判が相次ぎ、バナー2種類を撤去、差し替えを行ったと発表したが、本紙取材で“意外な事実”が浮かび上がった。 熊本県内の5会場で開催されるビッグイベントをPRする垂れ幕は、昨年12月下旬から熊本市役所周辺に掲示。競技の豆知識をユニークに表現したフレーズは広告代理店が原案を作り「ディフェンス練習が、ほぼ、ぶつかり稽古」「選手より、戦士です」「時速100キロを、6mからぶん投げます」など、計35枚の垂れ幕に書かれ、好評だったという。 ただ、掲出されている垂れ幕の中で問題視されたのが「ハードプレイがお好きなあなたに」「手クニシャン、そろってます」の