大惨事が起きたときの結束もこれでは台無しだ。15日にパリのノートルダム大聖堂で発生した大火災から程なく、再建資金の寄付に殺到した超富裕層の家庭や大企業に対する不満が噴出した。
大惨事が起きたときの結束もこれでは台無しだ。15日にパリのノートルダム大聖堂で発生した大火災から程なく、再建資金の寄付に殺到した超富裕層の家庭や大企業に対する不満が噴出した。
ノートルダム高額寄付に怒り=反政府デモ激化も-フランス 2019年04月19日08時06分 ノートルダム大聖堂の前を行進するデモ隊=1月5日、パリ(AFP時事) 【パリ時事】大火災に見舞われたフランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂の再建のため、大富豪らから多額の寄付金の申し出が相次いでいることに対し、マクロン大統領の政策に反対し昨年11月からデモを続けている抗議運動参加者らは「不公平だ」と不満を募らせている。 ノートルダム大聖堂、再建には「数十年」=修復に寄付始まる 抗議運動の中心となっている女性は17日、「社会的な惨状には何もしないのに、わずか一晩で膨大な金を拠出できることを見せつけた」と高額な寄付を批判。インターネット交流サイト(SNS)上では「人間より石が優先されるのか」などと反発する投稿が相次いだ。 有力紙フィガロは、20日に予定されているデモについて「怒りを募らせ
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