大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人を2015年に殺害したとして殺人罪に問われ、1審・大阪地裁で死刑判決を受けた山田浩二被告(49)が控訴を取り下げ、死刑が確定した。取り下げ書面の提出は今月18日付。山田死刑囚は21日、大阪拘置所で毎日新聞の取材に応じ、「もうどうでもいいと思った」と明かした。山田死刑囚は、検察側の主張と食い違う証言をしている。公判では不明な点が数多く残されたままだが、死刑が確定したことで真相解明はできなくなった。 【寝屋川中1殺害事件の経緯】 裁判員裁判での大阪地裁判決は昨年12月19日、求刑通り死刑を言い渡した。弁護人が即日、本人も同月末に控訴していたが、取り下げ書面を大阪高裁が受理し、判決は確定した。事前に弁護人へ伝えなかったという。 地裁の確定判決によると、山田死刑囚は15年8月13日、星野凌斗(りょうと)さん(当時12歳)と平田奈津美さん(同13歳)の首を圧迫するな
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