安倍晋三首相が25日の参院予算委員会で、「手話」を交えて答弁する場面があった。 無所属クラブの薬師寺道代氏が国会審議などで手話の利用促進を訴えたのに対し、「そういうところから始めていくことがバリアーをなくしていくことにつながっていくのだろう」と応じ、最後に「ありがとう」と語りながら、手話をまねた動きをした。ただ、障害者団体によると、首相の動作は「ありがとうの手話とは明らかに違う」ものだった。 【図解】内閣支持率の推移 首相の「手話答弁」に先立ち、薬師寺氏は、手話の基本的な動作を紹介。その中で「ありがとう」の手話は、力士が賞金を受け取る時の手刀を切る動きからきたものだと説明していた。直後に答弁に立った首相は、とっさに使ったためか、「手話には通常ない表現」(同団体)となってしまったようだ。
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