中国が台湾への軍事圧力を強めている問題で、米下院議員4人が5日、バイデン大統領に連名で書簡を出し、台湾との国交回復を検討するよう求めた。
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【ワシントン=黒瀬悦成】台湾の台北駐米経済文化代表処代表(台湾の駐米大使に相当)で女性の蕭美琴(しょう・びきん)氏は20日、バイデン米大統領の就任式に正式出席した。 台湾の駐米代表が米議会の就任式委員会から正式な招待を受けて大統領就任式に出席するのは、米台が断交した1979年以来初めて。以前は連邦議員の招待枠で出席していたという。 蕭氏はツイッターに「米政権と共通の価値と利益の増進に向けて一緒に取り組んでいくことを楽しみにしている。台湾は米国の友人たちと超党派の精神で取り組む」とし、バイデン新政権下での米台関係の強化に期待を表明した。 共和党のリッシュ上院議員はツイッターで、蕭氏が正式招待されたことに関し「新政権を称賛する」と評価し、バイデン政権に「米国と台湾が直面する地政学的な現実を反映した米台関係の前進を促したい」と呼びかけた。
【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は10日の記者会見で、台湾との間で新たに創設する経済対話を今月20日にワシントンで開催すると発表した。米政府の代表はクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が務めるとしている。クラック氏は9月、台湾の李登輝元総統の告別式参列などのため訪台した。 経済対話には、台湾との関係を緊密化させ、中国からの圧力に対抗する狙いがある。民主党のバイデン次期政権の誕生をにらみ、米政府の親台路線を定着させておく思惑も込められているとみられる。 ポンペオ氏によると、経済対話ではサプライチェーン(供給網)の安全確保策や第5世代(5G)移動通信システムの構築に向けた協力などについて話し合われる。バイデン次期政権では米台の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉の進展も期待されている。
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