ロシア事業、縮小の一途 政府、新規投資を禁止―「無保険リスク」も浮上 2022年04月13日07時05分 ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、政府は12日、追加制裁を発表した。ロシア法人に対し出資比率10%以上となる新規投資が禁止され、合弁会社の設立などができなくなる。経済同友会の桜田謙悟代表幹事は「ロシアへの投融資はしぼんでいかざるを得ない」と指摘。「無保険リスク」すら浮上する中、もはやロシア事業に拡大の選択肢はなく、縮小の一途をたどりそうだ。 【ニュースQ&A】プーチン氏娘2人の素顔は? 独り立ちで「機密解除」 ロシアに対する追加制裁は、先進7カ国(G7)で足並みをそろえた対応だ。外為法に基づき、ロシアの法人への新規投資や、設備投資などを想定した1年を超える貸し付けを国による許可制とし、事実上禁止する。 また、資産凍結の対象としてロシア最大手のズベルバンクなど2行を追加。ズベルバンクは