6日、大分県杵築市で住宅が全焼して子どもとみられる4人の遺体が見つかった事件で、放火の疑いで逮捕された40歳の父親が調べに対し「妻とのやり取りでささいなことからかっとなり、突発的に油をまいて火をつけた」などと供述していることが警察への取材で分かりました。警察は事件に至るいきさつを詳しく調べています。 火事のあと、長女の悠佳梨さん(14)と次女の真由美さん(7)、それに4男の雅祐くん(9)と5男の滋くん(5歳)の行方が分からなくなっていて、警察は死亡したのはこの4人とみて調べています。 これまでの調べで末棟容疑者は「単身赴任先の広島県に戻る前に妻とのやり取りでささいなことからかっとなり、突発的に1階の居間に油をまいて火をつけた」などと供述していることが警察への取材で分かりました。 警察によりますと住宅には事件の前からポリタンクに入った灯油などがあったということです。警察はこうした油をまいて火