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芥川賞に関するBIFFのブックマーク (2)

  • 【芥川賞に決まって】 円滑なインタビューのために 遠野遥

    賞をとり、インタビューを受ける機会が増えた。どのインタビュアーも丁寧で、嫌な思いをすることはほとんどない。しかし、中にはうまく答えられなかった質問もある。別に怒ってはいないし、というか私のせいだし、聞かないでくださいというほどではない。が、かわりの質問があるなら、そちらにしてもらったほうがインタビューが円滑に進むと思われるため、ここに書くこととする。 《1 この作品で伝えたかったのはどういうことなんでしょうか》 伝えたいことがないため、うまく答えることができない。あったのかもしれないが、それは端的に説明できるものではないし、不特定多数の人間にわかるように説明するのはなおさら難しいと思われる。そもそも私は、何かを伝えるために小説を書いているのではない。何かを伝えたいなら、小説を書いて伝えようなんて迂遠(うえん)なことはせずに、友達に話したり、SNSに書いたほうがいいと思う。が、伝えたいことが

    【芥川賞に決まって】 円滑なインタビューのために 遠野遥
    BIFF
    BIFF 2020/08/24
    わざわざFAQ作って「他のこと聞いて」というのは割りと親切だと思う。。
  • 政治家の皆さんに『苦役列車』をオススメしたいわけ - Joe's Labo

    文藝春秋3月号に掲載中の第144回芥川賞受賞作「きことわ」「苦役列車」が、見事に 好対照の内容で興味深い。一言でいえば、繊細とお下劣。 どちらも面白いが、がさつな男としては苦役列車の方がすんなり頭に入った気がする。 内容について簡単に触れると、貫多という学も無く家庭にも恵まれない若者が、 日雇い仕事いつなぐ様子を淡々と描いた私小説だ。 一応、起承転結のようなものはあって、底辺の暮らしの中で、日雇い仲間の中に やっと友人が一人出来るのだが、彼とも疎遠になり、結局はぐるりと一周まわって スタートラインに戻ってしまうという流れ。 面白いなと思ったのは、主人公・貫多のびっくりするくらいのダメっぷりだ。 3畳半のボロアパートも、マイナス30度の倉庫作業も、彼にはいくらだって抜け出す 機会はある。 でも、彼は酒とタバコと風俗に入る金はすべて使ってしまい、ジャンプのための ホップステップを作ることが

    政治家の皆さんに『苦役列車』をオススメしたいわけ - Joe's Labo
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