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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (81)

  • スパイ疑惑が浮上したチベットの若きカリスマ

    先月来、世界中のチベット・サポーターの気を揉ませているニュースがある。日の一部メディアでも報じられたが、12年前チベットからインドへ亡命した若き転生ラマ(活仏)、カルマパ17世に「スパイ疑惑」が浮上、インド当局が捜査に乗り出したのだ。 少し前になるが、筆者は2009年11月、インドでカルマパ17世に単独インタビューを許されていた。そのときの模様を交え、今回のニュースを読み解いてみることとしたい。 カルマパ17世っていったい誰? 「ダライ・ラマ14世法王」といえば、昨今は日の巷でも多くの方がご存知だ。「では、パンチェン・ラマをご存知?」と聞くと正答者は急減する。 とはいえ、2008年春のラサでのデモ弾圧後の集中豪雨的なチベット報道を通して「少しは知っている」という人も増えた。パンチェン・ラマが、ダライ・ラマに次ぐ高僧であること、あるいは、チベット側が認めたパンチェン・ラマ11世が幼児期に

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