スーパーコンピューター開発を巡る国の助成金詐欺事件で、「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」社長だった斉藤元章容疑者(50)が手がけていた技術の今後が見通せない。事件の全容解明に時間がかかっており、資金を融資した科学技術振興機構(JST)の対応も決まっていない。 PEZY社…
助成金をだまし取った疑いで逮捕されたスーパーコンピューター開発会社の社長の男が、助成対象とは別の事業の開発費を得るために嘘の報告書を提出していたことが分かりました。 「PEZY Computing」社長の斉藤元章容疑者(49)ら2人は、国立研究開発法人「NEDO」から助成金4億3000万円余りをだまし取った疑いが持たれています。その後の関係者への取材で、斉藤容疑者は容疑を認めたうえで「別の事業の開発資金を得るためにやった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。この助成金はメモリーの開発費用に対して支払われるものでしたが、コンピューターのデータ処理に用いるプロセッサーの開発費をメモリーの開発費と偽って実績報告書を提出していたということです。東京地検特捜部は動機や経緯などを詳しく調べています。
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