昨春、航空自衛隊の主に戦闘機パイロットの養成に使用されているT4練習機のエンジンに不具合が見つかった問題で、部品の交換作業が長引き、配備するT4が足りない状態が続いていることが分かった。 【写真】東京都心上空を飛行する航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」 T4は曲技飛行チーム「ブルーインパルス」(宮城県・松島基地)も使用しており、防衛省は編成を6機から4機に減らし、パイロット養成用を優先させる。来年の東京五輪・パラリンピックの時期が近づけば、6機に戻す方針。 空自などによると、不具合は昨年4月、三沢基地(青森県)のT4が訓練中に発生し、片方のエンジンを停止させ緊急着陸した。異常な振動でエンジン内部が損傷したことが判明。同年1月にも浜松基地(静岡県)で、地上でエンジンを回している最中に異常があった。 振動を抑制する「バッフル」と呼ばれる部品の交換を進めているが、双発の約200機のエ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く