■2015/4/28 19:10 最終更新■ 高知県土佐清水市足摺岬の沖合で4月28日、海上自衛隊の救難飛行艇が機体を損傷する事故が起きました。 発表によると4月28日午後2時55分ころ、土佐清水市足摺岬から北東方向に約36kmほどの地点の海上で、海上自衛隊が離着水訓練を行っていたということです。 この訓練中に、救難飛行艇「US-2」が飛び立とうとしたところ、海の高波を受けて機体のエンジン1基が脱落したほか、浮き部分などが損傷。そのまま離水することが出来なくなりました。 救難飛行艇には19人の隊員らが乗っていましたが、全員が救命ボートで脱出し、近くを航行していた小型タンカーにより救出されました。 幸い19人全員の命に別状はないということですが、うち4人については軽い打撲を負うなど軽傷です。 事故を起こした救難飛行艇は岩国基地所属の海上自衛隊第71航空隊。「US-2」は波の高さが3m級の悪天