4月9日の夜間に青森県沖の太平洋で墜落した航空自衛隊のF-35戦闘機の捜索に協力するアメリカ軍は、現場海域に三沢基地からP-8哨戒機や横須賀基地からイージス艦「ステザム」を派遣するだけでなく、10日と11日の2日連続で3000km離れたグアム島アンダーセン基地からB-52爆撃機を墜落事故海域に投入する異例の対応を行いました。 そして今度は新たに韓国の烏山基地からU-2偵察機が墜落事故海域に投入されました。本来は地上の目標に対して使われる戦略偵察機が海上の救難捜索任務を行うのも異例なことで、通常では考えられない対応です。U-2偵察機は漂流物が海流に流されることを考慮しているのか、墜落地点よりやや南の海域を旋回しています。 なおアメリカ軍は公式にはU-2偵察機のF-35捜索任務での投入までは認めていますが、B-52爆撃機については捜索任務ではないとして「たまたま近くを飛んでいただけ」と説明して