2021年6月1日 執筆開始 生きのびるための事務 坂口恭平 はじめに 〜ジムとの出会い みなさん、こんにちは。坂口恭平です。もはや何をやっている人かは分かりませんが、それも自分で選んだことです。何をやっているのかを他者にわかられてしまうのは死活問題だと思ってます。できるだけ、収入源がわからないようにする、一つに絞らない。これらは僕が生きのびるために考え出したことです。わざとやっているわけです。もちろん、もともと色んなことを同時にすることが好きな体質でもありました。でも、ただ体質のまんまに生きてきたわけではありません。そもそも体質のままに生きていくことは難しいです。今の社会はそんなことできません。すぐにうまくいかなくなります。しかし、だからといって人の言いなりに従って生きていくのも疲れます。窮屈です。窮屈に関しては躁鬱大学でもお伝えしたので、今回は省きましょう。体質のままに生きていくのも難