フィリピンの南アグサン州ラパスに暮らすギルバート・サンチェスさんは47歳で二児の父親。 家族と幸せに暮らしていたが、3年前にサンチェスさんの人生を大きく変えてしまう事件が起きた。 知り合いと口論になり、銃で頭を思い切り殴られてしまったのだ。 この一件でサンチェスさんは心に深い傷を負った。 「きっと、また誰かが俺を殺しに来る…」 怯えるサンチェスさんが自分の身を守る最良の手段して選択したのは「ヤシの木に登る」ことだった。 【仰天実話】ヤシの木の上で3年生活してた男 Photo|Facebook ここからサンチェスさんは自宅近くに生えていた、高さ18メールのヤシの木の上に登って、一切、降りてこなくなった。 これは1日や2日の話ではなく、サンチェスさんは本当に1度も地上に降りること無く、約3年間をヤシの木の上だけで生活。 そして「ヤシの木から降りてこない男」の話は、いつしかフィリピン全土に広まる