米アップルのタブレット型多機能携帯端末「iPad」の導入で、救急車の平均搬送時間が1分短縮―。7月初旬に開かれた総務省消防庁の有識者検討会で、佐賀県の担当者は、情報通信技術(ICT)を活用した独自の取り組みを紹介した。同県によると、年内に群馬や岐阜など、新たに5県が同様の方式を採用する予定で、こうした動きは徐々に広がっている。 佐賀県の救急車の年間搬送者数は、2011年に初めて3万人を突破。この10年間で約7000人増えた計算となり、1件当たりの平均搬送時間は7分も長くなった。一方、搬送先の病院と救急隊員との情報の連携がうまく行かず、重症度の高くない患者が救命救急センターとなる医療機関に運ばれるなどの問題が起こっていた。 国の救急医療情報システムは、救急患者の受け入れが可能かどうかを医療機関側が入力し、その情報をコンピューターで共有する仕組み。医療機関側が多忙なため、利用率が伸び悩んで
本県をテーマにしたスマートフォン(多機能携帯電話)のゲームアプリ「ぐんまのやぼう」を開発した吉岡町出身の本間和明ほんま・かずあきさん(27)=東京都中野区=が、県が委嘱する「ぐんま観光特使」に就任する。故郷のPRに一役買ったとして感謝状も贈られる予定で「アプリやブログを通じて群馬を広めていきたい」と話している。 「ぐんまのやぼう」は、本県名産の農産物を収穫しながら都道府県を〝制圧〟していく無料ゲーム。5月に発表されて以来、インターネット上で話題となり、ダウンロード数は60万を超えた。本間さんによると「今まで開発したアプリの中でかなりのヒット」という。 2004年に始まった観光特使は本県在住・在勤経験のある個人や団体が対象で、現在102人が委嘱を受けている。 近年、新たに就任するのは芸能人が中心だったが、県観光物産課は「アプリを通じて100万人以上が群馬に触れたと考えられ、宣伝効果は計
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