【ワシントン=永沢毅】米政府は4日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪米し、22日にトランプ大統領と会談すると発表した。6月初旬までに開く米朝首脳会談に向け、北朝鮮の非核化を巡り緊密に連携する。南北首脳会談以後、関係国は首脳や高官らによるハイレベルの重層的な協議を重ね、米朝会談への調整を加速している。韓国大統領府も5日に米韓首脳会談の開催を発表し「米朝首脳会談に向けた方策を重点的に論議す
世の中のあらゆる経済活動は、GDP(国内総生産)の測定対象である「オモテの経済」と、測定されない「ウラの経済」に分かれる。以前から「ウラの経済=地下経済」に着目し、『日本の「地下経済」最新白書』を出版したばかりの門倉貴史氏が、地下経済の一角を占める性風俗産業について、知られざるエピソードを語る。 「パーティー」主宰で1回20万円を稼ぐ主婦 読者のみなさんは、毎週末の夜、怪しげな「乱交パーティー」が高級ホテルのスウィートルームやラブホテル、一軒家、マンションの一室などでひっそりと開催され ていることをご存知だろうか。 こうした「乱交パーティー」の多くは、インターネットの電子掲示板(BBS)やSNSを通じて参加者を募ることが多い。 ただ、掲示板にあからさまに「乱交パーティー」という言葉が書き込まれることはなく、「大人な飲み会」「大人なパーティー」など隠語て
国境に壁。でも粗い 世界に冠たる某国は強大な経済力と広大な国土面積を誇っているが、ゆえに頭の痛い問題がある。それは国の南部に延々と伸びる陸路国境線を抱えていることだ。南の隣国との間には、一人あたりGDPにして4倍近い経済格差が存在する。そのため就労を目的に国境を越えてくる密航者や不法移民は跡を絶たず、麻薬の流入や密貿易も深刻である。 そこで現地の地方行政当局は近年になり、多額の資金を投じて国境に壁を築き、隣国からやってくる「悪いやつら」をブロックすることにした――。 さて、どこの国の話かおわかりであろうか? 答えはアメリカとメキシコ……ではなくて、なんと中華人民共和国とベトナムである。中国最南部の広西チワン族自治区にある東興市は2012年から2016年にかけて、1.5億元(約)を投じてベトナムとの国境地帯の川辺に12キロにわたり高さ4.5メートルの壁を建設したのであった。 もっとも、中国と
財務省最高幹部が示した「あるコピー」 安倍晋三首相は5月3日午後、中東歴訪(アラブ首長国連邦=UAE、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区の4ヵ国・地域)を終えて、帰国した。 いよいよ大型連休明けの7日から政局が本格化する。そうした中、筆者は連休中に会食した財務省の最高幹部から米国のニューズレター「OBSERVATORY VIEW」(4月26日号)のコピーを頂いた。 同紙を発行するOBSERVATORY GROUP社は金融・財政政策、米議会の動きなど、マクロ経済に与える政治経済動向をモニターし、債券、為替、株式市場に参加する機関投資家を対象に、市場価格に影響を与える可能性がある政策決定や政治情勢に関する分析・情報を事前に提供する。 ニューヨークの本社、首都ワシントン、スペインのビスケー湾に臨むビルバオ、インドの首都ニューデリー、中国の首都北京、そして東京にもオフィスを置く。 同紙は月3~
北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)の核実験場。2017年4月撮影。提供写真(2018年 ロイター/Airbus Defense & Space and 38 North) 北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)の核実験場を廃棄すると約束したことは、重要な前進のようにみえるが、それが実際に実行されたかどうか検証することは困難だ。 そのため、北朝鮮と米国がどんな合意を交すにしても、複雑なものにならざるを得ない。 豊渓里の核実験場は、北朝鮮北東部の万塔山の地下に掘られた数カ所のトンネルからなる。トンネルのうちいくつかはすでに崩壊しているとみられ、すでに使用できない状態になっている可能性があると、最近の中国の研究チームが指摘している。 北朝鮮政府は、豊渓里廃棄の約束は、核とミサイルの実験を停止するというコミットメントを「透明に保証する」ためのものだと説明。 これは、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅(ムン
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