以前から私はニセ医学がいまターゲットをロックオンしている対象は子育てママである、と何度かブログで警告をしています。子育てに悩むママにいい加減な情報を流し、洗脳あるいは信者にしたてる一味がいます。その分派とも考えられるのが「親学」という言葉を流布している人たちです。 「親学」という怪しげな学問?これって単なる啓発セミナーのような気が⋯昔から赤ちゃんを生む母親あるいは父親を対象に「母親教室」的なものがありました。助産師さんや産婦人科医、あるいは看護師らによって、赤ちゃんを健康的に育てる方法を指導する講座です。 核家族化が進んだために、周囲にオジイチャン・オバアチャンなどの子育て経験者が見当たらないで、初めての経験となる「子育て」にオタオタしているママやパパが増えてきたためと、世界に誇れる日本の乳幼児死亡率の低さを強化する意味もあったのかもしれません。 人間はある一定レベルを超えるとさらなる高み