2015年11月17日のブックマーク (3件)

  • 魚油に多く含まれるオメガ3脂肪酸が皮膚アレルギー反応を抑制する機序の解明

    今回の我々の研究を介して、オメガ3脂肪酸が皮膚アレルギー反応を改善させうること、またそのメカニズムを、世界で初めて証明しました。今回の研究成果に基づき、オメガ3脂肪酸をターゲットとしたアレルギー疾患の新たな治療法の開発が今後期待されます。 概要 魚油に多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)といったオメガ3脂肪酸は、古くからさまざまな病態において炎症抑制作用があることが知られていました。オメガ3脂肪酸はヒトでは体内で生成できませんが、べ物から摂取され体内で代謝され、種々の抗炎症性物質が生成されることが知られています。しかし、その抗炎症作用のメカニズムはいまだ不明な点が多く残されています。また、皮膚アレルギー反応における作用についてはほとんど解析が進んでいませんでした。 研究グループは、オメガ3脂肪酸由来の脂質代謝物の一種である「レゾルビンE1」が、皮膚ア

    魚油に多く含まれるオメガ3脂肪酸が皮膚アレルギー反応を抑制する機序の解明
    BaconEpi
    BaconEpi 2015/11/17
    皮膚アレルギーの改善
  • 負の経験から学ぶ脳のメカニズムを発見 -嫌なことを避ける学習のために二つの脳領域が役割を分担-

    高田昌彦 京都大学霊長類研究所教授と川合隆嗣 筑波大学研究員(前関西学院大学大学院生)、松正幸 同教授、佐藤暢哉 関西学院大学教授らは、動物が嫌なことを避ける学習をしているときに、二つの脳領域が役割を分担して活動していることを発見しました。 研究成果は、2015年10月15日(日時間16日午前1時)に米国の科学雑誌「Neuron」にオンライン公開されました。 研究成果のポイント 嫌なことを避ける学習のために、二つの脳領域が役割分担していることを発見しました。 外側手綱核という領域は嫌なことが起こったことをいち早く検出しており、前部帯状皮質という領域は現在ばかりでなく過去の嫌な経験を記憶して、将来の行動を適切に変えることに関わっていました。 今回の成果は、脳が学習するメカニズムを理解することに加え、学習の障害に関わる神経基盤を解明することにも繋がるものと期待されます。 概要 先行研究

    負の経験から学ぶ脳のメカニズムを発見 -嫌なことを避ける学習のために二つの脳領域が役割を分担-
    BaconEpi
    BaconEpi 2015/11/17
    嫌なことを避けるはたらき
  • 個性的な名前を与える傾向が増加している -日本文化の個人主義化を示唆-

    荻原祐二 教育学研究科研究員、内田由紀子 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、新生児の名前の経時的な変化を分析することによって、日文化は個性をより重視する個人主義文化に徐々に変容しつつあることが実証的に示されました。 研究成果は、スイス心理学系のジャーナル「Frontiers in Psychology」の電子版で公開されました。 新生児の名前の経時的な変化という、学術的だけでなく社会的にも注目を集めている現象を扱いましたので、どなたでも読んでいただけるオープンアクセス誌に投稿しました。また、紙面の都合上こちらでは報告しきれていないデータやその分析も論文に掲載しております。ぜひ論文の方にも目を通していただけますと非常に幸いです。 今後は、なぜ個性的な名前を与えようとする傾向が増加しているのか、そして個性的な名前を与えられることが変容する社会の中でどのような帰結を生み出

    個性的な名前を与える傾向が増加している -日本文化の個人主義化を示唆-
    BaconEpi
    BaconEpi 2015/11/17
    子どもの名前