アナログレコードが再評価され、プレーヤーの種類も増えています。読者の方からは「手軽にレコードを聴ける機器を紹介してほしい」とのメールをいただきました。 CDに取って代わられたレコードだが、ここ数年、生産がじわりと増えている。日本レコード協会によると、2015年の国内のレコード生産は66万2千枚で前年の約7割増。年間約1億7千万枚が生産されるCDに比べればわずかだが、09年の約6倍に達した。 国内で唯一レコードを生産する東洋化成のプレス工場(横浜市)はフル稼働が続く。かつて5人にまで減らした製造部門の従業員を約15人に増やしたが、「生産が追いつかない」(小林美憲レコード営業課長)。 小林さんによると、レコード復権の動きは、08年に米国のレコード店主らが開いたイベントを機に世界中に広がったという。国内でも、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeなどのアーティストがレコード盤を出し、若い世代にも浸