大ベストセラー「嫌われる勇気」の続編である「幸せになる勇気」を読みました。 前作の「嫌われる勇気」は、僕の中でここ数年に読んだ本の中で一番衝撃を受けた本です。 人が幸せになるためにはどうすれば良いか、僕が今までに持っていた常識を覆す内容でした。 その続編。 読まないわけにはいきません。 「褒めても叱ってもいけない」という考え方 前作同様、今回も「青年と哲人」の会話形式で展開されていきます。 今回のメインテーマは「教育」です。 本の冒頭、こんな会話から始まります。 青年:特に、そこに掲げられた「ほめてはいけない、叱ってもいけない」という教育方針。断っておきますがね、わたしは律儀に守りましたよ。ほめることもしなかったし、叱ることもしなかった。試験で満点をとってもほめず、きれいに掃除をしてもほめない。宿題を忘れても叱らないし、授業中に騒いでも叱らない。その結果、なにが起こったと思いますか? 哲人