米マサチューセッツ州の住人が、仕事に出かける途中で奇妙な光景に出くわした。野生のシチメンチョウ(七面鳥)の集団が、死んだネコを囲んでぐるぐると回っているのだ。 【動画】七面鳥が死んだネコの周りをぐるぐる回る 「うちではイヌを3匹飼ってますし、魚の水槽も4つあります。自然が好きで、野生動物と触れ合うのを楽しんでいます」と話すのは撮影者のジョナサン・デイビス氏。2017年3月2日、携帯電話でこの動画を撮影した。「こんな光景には、滅多にお目にかかれません」 デイビス氏がツイッターに投稿したこの動画は、あっという間に拡散。まるで儀式をしているみたいと、いろんな人がコメントした。 とは言え、これはシチメンチョウたちの信仰活動というわけではなく、おびえているだけのようだ。好奇心と恐怖心とがないまぜになって、このような行動に結びついたのだろう、と米野生七面鳥協会(the National Wild
アメリカにおける日本経済研究の第一人者であり、コロンビア大学・日本経済経営研究所の所長を務めるヒュー・パトリックと、日本経済論と金融論でわが国を代表する経済学者として知られる伊藤隆敏。 二人が着目したのは、時代の変化に対応することを恐れ、「抜け道」を探す日本の姿だ。その先に何が待ち受けているか。二人に日本のとるべき道を聞いた。 パトリック:2016年世界に影響を及ぼした大きな出来事にブレグジットとアメリカ大統領選があります。ブレグジットは大方の予想に反して「離脱派」が勝利して世界に驚きを与えましたし、トランプの躍進も同様です。 この二つの現象には共通のルーツが存在します。それは、怒りです。普通の人たちが怒っている。ヒラリー・クリントンと民主党の指名争いを繰り広げたバーニー・サンダースの支持者にも通じています。これらは、エスタブリッシュメントへの怒りと「変化への渇望」が露わになった出来事
2月13日に警視庁捜査1課長に就任した上野洋明氏(58)が、刑事部の武道始式で入社1年目の女性記者Aさん(23)に全治3週間の怪我を負わせていたことが週刊文春の取材で分かった。 1月26日の午後に行なわれた武道始式で「TOKYO MX」の新人女性記者のAさんと対戦した上野氏は、剣道の経験のない彼女の腕を目掛けて、チャンバラのように“横打ち”で執拗に連打したという。 「防具に覆われていない生身の腕が打たれ、バチン、バチンという音が道場に響いていました。彼女は身長が150センチ台で細身の体型。『大丈夫なのか』という雰囲気が漂い、道場はシーンと静まり返りました」(その場にいた警察関係者) Aさんの診断結果は全治3週間の打撲だった。Aさんは都内の女子大学に在学時はミスコンで優勝し、学生キャスターとしてニュース番組にも出演していた才媛だ。 一方の上野氏は、「北海道出身で高校時代は野球一筋。歴
■今回の一冊■ ALL THE GALLANT MEN 筆者 Donald Stratton 出版社 William Morrow 安倍晋三首相が昨年暮れ、真珠湾(パール・ハーバー)を訪問した。ちょうどそのころアメリカでベストセラーリストに顔を出していたのが本書だ。日本軍による真珠湾攻撃で最も多くの犠牲者が出た戦艦アリゾナの乗組員のうち、現在でも存命する数少ない元アメリカ兵の一人による回想録だ。ニューヨーク・タイムズ紙の週間ベストセラーリスト(ノンフィクション単行本部門)に昨年12月11日付で16位で初登場した後、12月25日付、今年1月1日付と連続して8位にランクインした。 日本軍による奇襲で撃沈した戦艦アリゾナは今でも真珠湾の海底に沈んでいる。犠牲者を追悼するため、その真上に設けたのがアリゾナ記念館だ。安倍首相はアリゾナ記念館を訪れ献花もした。本書によると、1941年12月の真
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は、逮捕、そして作家の佐藤優氏との出会いを振り返る。 * * * 2年前、わいせつ物陳列という容疑で逮捕されたことは、もちろんキツい体験だったのだけど、友人にいかに恵まれているかを、改めて噛みしめる機会になった。知的で優しい女友達に人生を救ってもらったようなものだ。そしてまた、新しい友情にも巡り合えた。 私は裁判で闘う道を選ばなかった。女性器表現がわいせつか否かを司法で争うことに、意義を感じなかった。さらに、性差別表現に抵抗してきた者として、差別も暴力も女性器も等しく「表現の自由の権利」であると主張する闘いに、巻き込まれるわけにはいかなかった。なにより権力が個人に暴力を易々と振るう現実に、私は圧倒されていた。政治/社会の暴力に、頬を叩かれ気付かされ、暗闇に落ちてしまったように感じていた。 そういう中、作家の佐
高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回はカジノIR法案の話から始まり、都市伝説に騙される人々についてお話をうかがいました。 * * * ──衆議院でIR法案が通過し、参議院で審議入りしました。いわゆる「合法カジノ」を実現するための法律ですが、批判の声も多いですね。 高須:ギャンブル依存症が増えるって言われているやつだね。何をいまさらそんなことを言っているんだって思うよ。そもそも競馬や競輪なんかの公営ギャンブルがすでにあるし、パチンコだってある。ギャンブル依存症がヤバイっていうなら、今すぐそれを解決するべきなのに、実際にはちゃんと取り組んでいないんだから、実際には大した問題ではないってことなんじゃないの? 合法カジノをどうしても実現したくない人がいるんだろうか? 何かしらの利権が奪われるというか…。
生活困窮者支援を行うソーシャルワーカーである筆者は、仕事がら、普段から多くの生活課題を持つ人々の話を聞かせていただく立場にある。話を聞いていると、すでに多くの若者が現在の生活にすら困窮している状況が見えてきた。一日一日を生きることに精一杯で、将来のビジョンや長期的な展望を見出すことが非常に困難な様子も明らかになった。 これから紹介するのは、特殊な事例では決してない。わたしが向き合ってきた、生活上の課題や生きにくさを抱える人たちの実例である。「切実な声を代弁してほしい」「より多くの人へ自分たちの困窮状態を伝えてほしい」、と訴えてくれた友人、パートナーだ。彼らの声を、聴いて欲しい。 ■どこにでもいそうな女の子に見える彼女は 夜間定時制高校に通学する林さん(17歳女性) 林さん(仮名)は、埼玉県内の定時制高校に通う女子高校生である。ロングの茶髪と、赤いマニキュアが印象的だ。美容に関心が高
今、若い世代に共通する感覚として、「職住一致」志向があります。ご存じのように、戦後には職場と住まいを分ける「職住分離」が進み、首都圏郊外には、都心へ通勤する人の住宅地を中心に発達したベッドタウンが広がっていきました。それ以前は、サラリーマンはもちろん、商店や工場で働く人も、自宅が店を兼ねていたり、住み込みで働いていたのですが、次第に職場と離れたところに住むようになったのです。 この記事の写真を見る ■「父親のように長距離通勤はしたくない…」 しかし、その結果として働くお父さんたちが直面することになったのは、職場までの長距離通勤です。そして、毎日長い時間をかけて自宅と会社を行き来し、疲れ果てる親の姿を見てきた今の若い世代の中には、「自分はそういう生き方はイヤだ」と、できるだけ会社の近くに住みたがる人が増えたのです。 そんな若者たちからの人気を集めている、面白い不動産会社があります。「EA
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