平成最後の「映画の日」に発表。若者の有料会員会費を引き下げ 東京・立川の映画館シネマシティが「次世代映画ファン育成計画」と銘打ったプロジェクトを発表した。 平成最後の「映画の日」である12月1日に発表されたこのプロジェクトは、その名の通り次世代の若い映画ファンを育てることを目的としている。一風変わっているのは「ベテラン映画ファンが次世代の映画ファンを育てる」という形式を提案していることだ。 具体的な内容は料金プランの変更である。①これまで60歳以上が対象だった「シニア割引」の対象年齢を70歳以上に引き上げること、②同一作品鑑賞で一方が50歳以上の場合適用される「夫婦50割」制度の廃止、③有料会員「シネマシティズン」の6か月会費を24歳以下に限って600円から100円に引き下げること、の3点が発表されている。中高年の来場者にとっては割引プランの適用範囲が少なくなるが、その分が若い映画ファンに