ゴール裏を埋め尽くす大分サポーター。福岡との「バトルオブ九州」を制して大いに盛り上がった【宇都宮徹壱】 動きが硬かったのは、ホームチームの方だった。 10月28日、大分銀行ドームで行われたJ2リーグ第40節、大分トリニータ対アビスパ福岡の「バトルオブ九州」は、後半の20分が過ぎても両者スコアレスの均衡が続いていた。全体的にゲームを支配していたのは、ホームの大分。4位(大分)と18位(福岡)という現時点での順位は、そのままピッチ上での力関係に表れていたものの、さりとて大分のプレーから相手を圧倒するような勢いは感じられない。スタメンの平均年齢が25.6歳という若いチームなのに、伸びやかさを封印した慎重さばかりが目につく。 よくよく考えてみれば、無理もない話なのかもしれない。J2は今節を含めて残り3試合。大分は、数字上は無条件昇格となる2位の可能性を残しているものの、もしも連敗を喫してしまえ
川崎の支援活動に見るサポーター、行政との理想的な関係 (1/2) 「Mind-1ニッポンプロジェクト」が成立するまで 東日本大震災により中断されていたJリーグが再開した4月23日、劇的な逆転勝利により、ベガルタ仙台が東北地方に復興の希望の光をともしたその試合前。等々力競技場に隣接するフロンパークでは、川崎フロンターレによる「牛タン義援金募金」が行われていた。これは、この日の対戦相手が被災地をホームタウンとする仙台であるということを踏まえ、そのご当地グルメを販売することで復興支援をしようと川崎によって行われたチャリティーイベントである。焼肉チェーン店「牛角」の特別協賛のもと、一皿500円の牛タン2000食が販売され、その売上である100万円全額が川崎からJリーグを通じて日本赤十字社に寄付されることとなった。 これまでも無類の“イベント力”を示してきた川崎らしさを漂わせる支援活動ではあったが
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