タグ

ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (46)

  • 「まおゆう」の啓蒙話法は、確かに問題をふくんでいるかもしれない - 法華狼の日記

    絶賛評ばかり目にしていたので、冒頭から入り込みにくいという評が複数あることに対しては、ようやく当を得た気持ちがある。 魔王×勇者は第二の「嫌韓流」か - Togetter このサイト2001年だから嫌韓流どころか小泉訪朝よりも早いんだ。植民地主義肯定と歴史修正と近隣国差別の欲望を「軍服姿の知性」が慰めてくれる最悪なサイトなんだけど、ここが果たした役割大きいと思う→http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ choco_romance 2010-05-17 11:29:42 「まおゆう」と対置する場合における「世界史コンテンツ」の問題は*1、一方のキャラクターが持つ超越性への無自覚さ*2にある。ただし「まおゆう」が「世界史コンテンツ」から影響を受けたというより、やはりインターネットという媒体の特性によって、同じような文体が好まれた結果として似通ったという要素が強い

    「まおゆう」の啓蒙話法は、確かに問題をふくんでいるかもしれない - 法華狼の日記
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2010/05/19
    id:T-3donさま。悪意の存在を認めつつも希望を信じて前に進む、という物語ではないと?/あと、自分も焚書絶対反対の立場です。
  • 『光市事件 弁護団は何を立証したのか』を読む - 法華狼の日記

    光市母子殺害事件への見解を、光市事件弁護団編著で公開した書籍。 差し戻し審判決に合わせるように、2008年4月22日に出された。同年3月15日に開かれた集会での発言が大半で、以前から様々な形で公開されていた情報がまとまっている。ゆえに、特筆される新情報はほとんどない。もちろん、ネット検索した程度で簡単に批判できるほど浅い弁護主張ではなく、相応に入念な検討が行われているとは感じられる。 事件全体に対しては、愚かで陰惨という印象が強まる。逆にいえば、ネットやマスコミの形成したような、狡猾で残忍という印象は弱まる。たとえ検察側の解釈を全面的に受け入れたとしても。 今になって読み返しても興味深いのが、弁護団に入った弁護士個々の刑事裁判に対する態度。あまり弁護団から表に出てこなかった各弁護士の心情、裁判に参加した経緯が人の口から語られている。以下、重複する動機や経緯を除いて紹介させてもらう。 湯山

    『光市事件 弁護団は何を立証したのか』を読む - 法華狼の日記
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/11/26
    すばらしい紹介。この簡単な紹介だけでも、弁護団に対する非難の多くは失当であったことが容易に理解できる。この事件に関心を持ったものはすべからく読むべし。
  • 宮崎作品をダシにして、うまいメシのアニメ史を語ってみる - 法華狼の日記

    http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20080917/1221652602 「人間は何をべてきたか」はタイトルの通りさまざまな材の原点を追うことで、物と人間の関係を浮き上がらせるドキュメンタリーです。その中には日人が魚をさばくように鮮やかに豚を解体してソーセージを作るドイツの人や、朝昼晩毎日同じパンとベーコンとピクルスだけをべ続けるオーストリアの農家など、平均的な日人とはかけはなれた生活を送っている人がたくさん登場します。 宮崎駿監督はこの番組をテレビでみてショックを受け、日中の人がこれをみるべきだと思い、権利を買い取って商品化したと言われています。 さて。このようにに対して強いこだわりがあるように見える宮崎監督ですが、おもしろいことに日々の事は非常にシンプルであると言われています。 顔の造作がはっきりしているので、顔写真や座った映像からは

    宮崎作品をダシにして、うまいメシのアニメ史を語ってみる - 法華狼の日記
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/09/26
    アニメにおける「旨い飯」を、日本アニメの蓄積した技法から考察。メディアの特質に合わせた特徴的な視覚的表現に味覚がよい意味でだまされるというその機序について、大いに参考になる考察だった。
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』OPで割れた京都アニメーションの底 - 法華狼の日記

    個人的にはEDダンスよりも、OPにおける朝比奈みくる*1の乳揺れ*2こそ、京都アニメーションに地力のあるアニメーターが集まっていないことを裏付ける象徴と思う。 冗談や釣りでなく、当に真面目に語ってみよう。 普通に見て、朝比奈みくるの乳揺れに違和感をいだかないだろうか。 仮想の肉体を肉感的に見せる演出というには、動きが不自然すぎて成り立っていない。映画『カウボーイビバップ 天国の扉』で、衣服という拘束から解かれて重力に引かれる女性キャラクターの胸を見ればいい、自然な乳揺れとはどういうものかわかる。この揺れといえないほどの垂れ方は、観客の欲望を喚起する力は弱く、陵辱を行った犯人の悪意を強調する。 観客の情動を起こすため*3という描写にしても、やはり動きが不自然にもほどがある。重みも柔らかさもアニメートで表現されていない。現実味のないアニメ幻想な肉体と見ても、木村貴弘や長谷川眞也に及ばない。

    『涼宮ハルヒの憂鬱』OPで割れた京都アニメーションの底 - 法華狼の日記
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/06/19
    京アニを総括する作業は、今だからこそ必要。ただ、それが京アニだけを槍玉に挙げるような方向性になってはならず、書き手には抑制とバランスが求められるわけで、なかなか余人には難しい。
  • 橋下徹弁護士の主張がゆれている - 法華狼の日記

    そもそも批判に値するような確固たる主張すらしていないのではないか、とも感じる。 橋下弁護士ブログの文章は改行頻度が激しく、意味が重複する文章も多く、感情に任せて書いていないだろうか。それこそ枝葉末節にこだわって、一貫した説明ができていないのではないか。 実際に主張は一貫していない。 http://hashimotol.exblog.jp/6366720/ 緊急集会でも村上弁護士は、被告人は順手で首を絞めたわけじゃない。逆手で首を絞めた。口をふさごうとしたところ、手が滑っただけと強調していた。 その場のカルト弁護士集団も、証拠に基づく的確な事実認識と感極まっていたけど、馬鹿じゃないか!! 僕は質問した。「逆手であっても、被害者は亡くなっている。相当な力が入っていたからこそ死に至ったんじゃないか」 村上弁護士も、相当な力が加わったことは認めた。 単体でも説得力がない文章だが、以前に自身が書いた

    橋下徹弁護士の主張がゆれている - 法華狼の日記
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/09/06
    良く言ってくださった。
  • 法律を守れといいたいのか、守るなといいたいのか - 法華狼の日記

    橋下徹弁護士のブログに新しいエントリが上がっていた。 http://hashimotol.exblog.jp/6366720/ 校正不足*1なところを見ると、当に橋下弁護士1人で書いているブログなのか*2。 さて、橋下弁護士は光市母子殺害事件について語る前に、オウム真理教弁護団について批判しているのだが、この時点で不思議なところがある。 以下、強調は引用者。 僕ですら、刑事裁判のときにはスーツネクタイで出廷する。被害者が存在するし、刑事裁判は社会全体の公器だからね。 民事の証人尋問のときにも、相手に直接接することだから、スーツで出廷する。ネクタイは場合によるかな。この辺は民事ということでご容赦を。 バカじゃないの。なんでたかだか弁護士相手に、きちんとした服装を、くそ暑いのにしなきゃなんないの。当事者じゃなく代理人なんだから気を使うことはない。 刑事事件でも相対するのは検事であって被害者で

    法律を守れといいたいのか、守るなといいたいのか - 法華狼の日記