記者会見で記者を指名する菅義偉氏(C)朝日新聞社 「令和おじさん」や「パンケーキ好き」の演出もあり6割を超える高い支持率でスタートした菅内閣。しかし菅氏の実像は、国民の目に映るものとは違うようだ。菅氏の答弁スタイルに懸念の声を上げる人たちがいる。AERA 2020年9月28日号の記事を紹介する。 【写真】会見で菅氏を追求する望月記者はこちら * * * 「あなたに答える必要はありません」 2019年2月26日の会見で菅義偉官房長官(当時)はこう言い放った。 相手は東京新聞の望月衣塑子記者。望月さんが「会見は政府のためでも、メディアのためでもなく、国民の知る権利に応えるためにあるものだと思いますが、この会見を一体何のための場だと思っているのか」と質問したことへの回答だ。 望月さんはこう振り返る。 「菅さんの回答は記者を馬鹿にしたものだし、私のように政府を追及して質問を重ねる記者はこういう
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