カタールの首都ドーハのハマド国際空港(2017年6月12日撮影、資料写真)。(c)KARIM JAAFAR / AFP 【10月27日 AFP】カタールの首都ドーハの空港のトイレで産み捨てられた未熟児が見つかり、母親を見つけるために利用客の女性が子宮頸部(けいぶ)の検査を強要された件で、自国民が検査対象にされたオーストラリア政府は26日、極めて憂慮すべき不快な出来事だと非難した。 ドーハのハマド国際空港(Hamad International Airport)で今月2日、多くの女性客が旅客機から降ろされ、直前に出産した痕跡がないか調べるために検査を強要された件は、オーストラリア人の乗客らが声を上げたことで初めて発覚した。 ドーハの消息筋がAFPに語ったところによると、女性たちは子宮頸部の検査を強要されたという。 オーストラリアのマリス・ペイン(Marise Payne)外相は「一連の出来事