ブラジル・サンパウロ州ビニェドで旅客機が墜落した現場(2024年8月9日撮影)。(c)Miguel SCHINCARIOL / AFP 【8月10日 AFP】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)州で9日、乗客57人、乗員4人の計61人を乗せたボエパス(Voepass)航空の旅客機が墜落し、全員が死亡した。同社が発表した。 ATR 72-500型機は、パラナ(Parana)州南部カスカベル(Cascavel)からサンパウロ郊外のグアルリョス国際空港(Guarulhos International Airport)に向かっていたが、ビニェド(Vinhedo)に墜落した。ビニェドは人口約7万6000人で、サンパウロの北西約80キロに位置する。 地元メディアが放送した映像には、大型機が旋回しながらほぼ垂直に急降下する様子が捉えられている。別の映像には、住宅地とみられる墜落現場から煙が激しく立