日本国内では2014年に内部不正による大きな情報漏えい事件が発生し、それ以来、内部不正による情報漏えい事件が後を絶ちません。 内部不正による情報漏えいは、外部からの攻撃よりも被害額が大きく、企業の信用に大きなダメージを与えます。 しかし、「自社の従業員に不正行為をするものはいない」という過信からリスクを軽視して対策を後回しにしたり、内部不正によるインシデントが発生しても、会社の信用や風評被害を恐れ組織内部で処理されるため、公開される事件は氷山の一角にすぎません。 そのため、十分な内部不正対策が進んでいないのが現実です。 ここでは内部不正の現状と、その効果的な対策についてご紹介します。 内部不正とは 内部不正とは、企業内の関係者による機密情報や情報資産の窃取、持ち出し、漏えい、消去、破壊などの不正行為をいいます。 関係者は企業の役員や正規従業員だけではなく、外注業者、業務委託先、ビジネスパー
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