25日スタートした東京オリンピックの聖火リレーでトーチの火が相次いで消えていることについて、大会組織委員会は、トーチに内蔵しているガスボンベのねじ込み不足が原因だと発表しました。 東京オリンピックの聖火リレーは、25日福島県をスタートしましたが、2日間で合わせて3回トーチの火が消えていて、ランタンに入れた予備の火を使って再点火して、リレーを再開していました。 組織委員会では、映像などを見て検証を行い、火が消えたことについて、トーチに内蔵しているガスボンベの事前のねじ込みが不足していたことが原因だと発表しました。 組織委員会によりますと、ランナーの走行直前に、専用の機材を使ってトーチの末端部分からガスボンベをねじ込んでガスを出させているということです。 組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは「運営チームにガスボンベのねじ込みを徹底するよう改めて指示をしたが、大きな問題ではない」としています