児童ポルノ、1年は罰則適用せず=与野党5党が修正合意 児童ポルノの単純所持を禁止する児童ポルノ禁止法改正案をめぐり、自民、公明、日本維新の会、民主、結い各党の実務者が協議し、改正案の修正で合意したことが23日分かった。施行から1年間は罰則を適用しないことが柱。児童ポルノを既に所持している人や在庫を抱えた出版社に処分を促すのが狙いだ。各党は党内手続きを経て、今国会での成立を目指す。 改正案は、児童ポルノに類する漫画やアニメなどについて「調査研究を推進し、必要な措置を講じる」と明記しているが、表現の自由を侵しかねないとして、削除することでも一致した。 自民、公明、維新3党が昨年の通常国会に提出した改正案は、児童ポルノの単純所持を禁止。自己の性的好奇心を満たす目的で所持した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される。現在は衆院法務委員会に付託されているが、審議入りはしていない
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