1日に多くの時間を過ごすオフィス。それが緑の多い環境ならば、働く人の認知能力などが改善するという研究結果が発表された。 さまざまな環境で被験者に働いてもらう この調査に当たったのはSUNY Upstate Medical UniversityやHarvard Center for Health and the Global Environmentなどの研究者たち。 彼らは建築家やデザイナー、プログラマー、エンジニアなど24人の被験者にコントロールされた環境で6日間働いてもらった。 コントロールされた環境とは、通常通りの緑がなく、揮発性有機化合物の濃度が比較的高い環境や、緑が多く揮発性有機化合物の濃度が低い状況、緑が多く換気装置の能力を高めた状態、さらに人工的に二酸化炭素レベルを上げた環境など。 それらが働く人の意思決定パフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかを見るため、被験者は1日の終わ