先週以降、大規模なスパムメール拡散が続いております。皆様のところにも今回ご紹介する不審メールが届いているかもしれません。2016年後半よりこういった攻撃は増加傾向にはありますが、特に最近はその手口やプログラムも巧妙かつ悪質化してきています。 以下にご紹介する事例はごく一部ですが、最近の脅威動向をしっかり把握しておきましょう。 オンライン銀行詐欺ツール「URSNIF」の拡散メール 『2017年もマルウェアスパムの攻撃は継続中、新たな「火曜日朝」の拡散を確認』 (出典:2017年1月17日トレンドマイクロセキュリティブログより) 先週より「依頼書を」「取引情報が更新されました」「【発注書受信】」「備品発注依頼書の送付」「送付しますので」「発注依頼書」「(株)発注書」などのスパムメールが多数確認されています。これらはすべて同一のオンライン銀行詐欺ツール「URSNIF」の拡散を目的としたものです。
![【1月第3週】マルウェア・スパムメール対策](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95de629390985d4dca9433f211a81842adc42e79/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.e-cts.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F09%2Fogp4.jpg)