上場企業株主向けの会員制サービス「株主ポイント倶楽部」やメルマガサービス「株主倶楽部」などを運営するインベスター・ネットワークスは、両サービスからの個人情報流出に関する調査結果を発表した。外部から不正アクセスで情報を抜き取られた形跡はなく、社内からの漏えいと判断したという。 漏えいした可能性があるのは、「株主ポイント倶楽部」「株主倶楽部」に登録された各社の株主の氏名、住所、性別、生年月日、電話番号、メールアドレス計1万2014件で、サンリオ、アルデプロ、トランスコスモス、ゴルフダイジェスト・オンライン、ロート製薬の株主の情報が含まれていた。 調査を委託した専門企業によるサーバログ解析によると、外部からの不正アクセスでデータが抜き取られた形跡はなかったという。あわせて社内システムの調査も行い、社内からデータが漏えいしたと判断。調査結果の詳細は「警察捜査による情報開示制限がある」として明らかに