先ず、ドレミファソラシドが何故成立したのか を考える必要がありますね。 ミとファ、シとドの間だけ半音、後は全音に なっている(平均律の場合)。 純正律と平均律の前に、ピタゴラス音階と言う物がありました。 音楽の一番最初の形は勿論、原始的な歌であったでしょうが、 楽器も考えられた。 最初は遠くの仲間を呼ぶ笛とかであったでしょう。 さて、笛では、長さによって音の波長、即ち振動数が変わる。 ドの倍の周波数(波長は半分)は1オクターヴ上のドです。 しかし、ドの3倍は1オクターヴ半上のソになります。 そのソの3倍はレ、レの3倍はラ、ラの3倍はミ、ミの3倍はシ、 シの3倍はファ、ファの3倍はドになります。 これらを1オクターヴに持ってきたものが(つまりドの3倍のソならば、 更に1/2にして最初のドと2倍のドの間に持ってくる) ピタゴラス音階です。 最初のドの周波数を1とすれば、ドレミファソラシドの周波
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