医療的ケアがあると、子どもと離れて過ごす時間が確保できない、家族での外出が難しいといった現状があります。 今回紹介するのは、そんな医療的ケア児と家族が安心して宿泊できる場所を提供している国立成育医療研究センターの「もみじの家」。 ハウスマネージャー内多勝康さんより、もみじの家がどんなところなのか、そして医療的ケア児の業界が抱えている社会問題についてお話頂きました。 もみじの家には何度も見学に行かせていただきました。 一般的な「病院」の雰囲気とは違い、清潔感のあるフロアの中で子ども達がスタッフに寄り添われながらリラックスして過ごしている姿が印象的です。 手厚い医療ケアと保育の充実によって、家族の疲れを癒し、子ども達の可能性を伸ばす場所として、たくさんの医療的ケア児の家族に愛され利用されています。 医療的ケア児の家族が抱える問題 医療的ケア児とは、日常生活を送る上で人工呼吸管理や痰の吸引などの
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