終戦の日を前に戦争や平和をテーマに初対談した「機動戦士ガンダム」原作者・総監督 富野由悠季氏と防衛研・防衛政策研究室長 高橋杉雄氏。 サンデーステーション放送内では、現在も続くウクライナ戦争について富野監督からは「ゼレンスキー大統領はニュータイプの芽」といった考察も飛び出しました。 その対談の地上波未公開部分を配信します。富野監督からは機動戦士ガンダムの制作当時の裏話も… [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
まもなく「終戦の日」を迎えますが、78年が経過した今も戦争は繰り返されています。戦争を描いたアニメ・機動戦士ガンダムの原作者と第一線にいる安全保障の専門家が考える“戦争と平和のかたち”とは? ■ガンダム原作者と考える“現代の戦争” 機動戦士ガンダムの原作者・総監督 富野由悠季氏(81)(以下、「富野氏」)「政府とか軍のトップに届くことは人類史で一度もなかった。」 防衛研 防衛政策研究室長 高橋杉雄氏(50)(以下、「高橋氏」)「戦争についてアニメから知ることが多かった。」 高橋氏「ちょっと深すぎて…。」 富野氏「カットしてくださいねここは。ゼレンスキーは“ニュータイプの芽”かも知れない。」 機動戦士ガンダムの“生みの親”富野由悠季監督。安全保障のスペシャリスト・高橋杉雄氏。2人が「戦争と平和」について、語り合いました。 ■富野氏、父が風船爆弾の開発に 高橋氏「私は1972年
8月5日から公開開始した劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」をもって、’19年より全5部作としてスタートした『G-レコ』の壮大な劇場映画化がフィナーレを迎えた。原作・脚本・総監督を務めた富野由悠季に、完結を記念したロングインタビューを敢行。今の思いを率直に語り明かしてもらった。『G-レコ』の総括から次回作の構想まで、1万字超のインタビューをご堪能あれ! 関係性は絶望じゃない――劇場版『Gのレコンギスタ』完結記念 富野由悠季ロングインタビュー ――劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」オープニング開けの冒頭シーンは、TVシリーズでも印象的だった宇宙でのランニングからスタートでした。ここから映画を始めようと考えたのには、どのような思いがあったのでしょう? 富野 思いなんてありません。 ――狙いは? 富野 狙いなんて見ればわかるでしょう!と言いたい(笑)。それをわざわざ説明させ
週プレNEWS TOPニュースエンタメ入魂の監督作、劇場版『Gのレコンギスタ』がついに完結! 富野由悠季「僕は次から次へとやりたいことが見つかってしまう性分でね。本当に困った年寄りでしょう?」 入魂の監督作、劇場版『Gのレコンギスタ』がついに完結! 富野由悠季「僕は次から次へとやりたいことが見つかってしまう性分でね。本当に困った年寄りでしょう?」 構想から足かけ10年。富野由悠季(とみの・よしゆき)監督の入魂の一作、劇場版『Gのレコンギスタ』が8月5日公開の第5部をもって、ついにフィナーレを迎える。今の思いを聞こうと、富野監督を訪ねたところ......疲れをまるで見せない元気はつらつぶりに驚いた! 本作に込めたメッセージ、映画製作の裏話、炸裂する〝ドリカム愛〟、そして衰えぬ創作意欲。巨匠のネクストステージは、これから始まる! * * * ■ドリカムの〝挑戦状〟――富野監督! ついに劇場版『
富野由悠季監督がテレビシリーズを劇場映画全5部作に再構成した劇場版『Gのレコンギスタ』(通称『G-レコ』)、いよいよ完結へ向けて『IV』「激闘に叫ぶ愛」、『Ⅴ』「死線を越えて」が2022年7月~8月に連続公開される。『IV』「激闘に叫ぶ愛」はクライマックスの戦闘シーンが新たに描き起こされており、かつてのどの作品でも見たことのない気迫に満ちたモビルスーツ戦に、度肝を抜かれること請け合いだ。 富野監督によると、その大迫力のバトルシーンはアニメーターの主体的な作画力によるものだという――。エンタメについて、アニメ業界について、そして最後にはとんでもない提案が監督の口から飛び出した! 怒涛の必読インタビューをお届けする。 今は、人類に絶望するしかない……だからこそ、孫の世代に残せる作品にしたかった ── 昨夜、ひさびさに『OVERMAN キングゲイナー』(2002年)を見たのですが……。 富野 な
――テレビシリーズ『Gのレコンギスタ』(『G-レコ』)は2014年から2015年に掛けて放送された作品です。これを劇場版として作り直している理由について改めてお聞かせください。 富野テレビの『G-レコ』は話がわかりづらかったんですよね。 ――確かにテレビ放送中、そんな声は一部ありました。 富野テレビでのオンエアで客観視することで、自分が作ってきた『Gのレコンギスタ』というアニメの全体像を、これまでと違った視点で見渡せたわけです。すると、思った以上に破綻があって、「作り直せないかな?」という気分に陥ったんです。 ただ、これを劇場版にすると5本になるってことが直感的にわかったんです。それは個人の資金でできることではないわけですし、「5本も作らせてもらえるだろうか?」というのが大問題としてありました。 「5本の劇場版として作り直したい」という希望をオンエアが終わった瞬間にサンライズへ申し出て、す
――『Gのレコンギスタ(以下、G-レコ)』作品全体の話も聞きたいのですが、公開中の第4部(『激闘に叫ぶ愛』)を制作しての手応えはどのようなものでしたか? 富野 アニメーターたちがよくやってくれた、ということは間違いなく、そこは本当に感謝をしています。メカデザイナーも嫌がらずに……いや、本当は嫌がっていたかもしれませんが、よく対応してくれたと感謝しています。僕自身は絵が描けない人間なので、よくもこんなに線の多いモビルスーツや宇宙服を億劫(おっくう)がらずにやってくれたなと思います。人間の身体を描いているほうが楽でしょう? ――新規カットもかなり増えているのが第4部の特徴です。 富野 とくに第3部(『宇宙からの遺産』)、第4部(『激闘に叫ぶ愛』)では、アニメーターは余分なことをやらされているんです。背景に人間を描くという、ものすごく大きな要求を出しました。その要求の理由となっているのが、たとえ
――劇場版『Gのレコンギスタ(以下、G-レコ)』のテーマソングを手がけているDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)さんは、富野さんからのリクエストと聞きました。 富野 僕自身ではないのですが、僕サイドから、打診してくれないかと会社にお願いしました。実際にオファーをしたらOKをいただいたので、こちらが逃げ出そうかと思ったくらいです(笑)。 ――ドリカムさんが書き下ろした「G」という楽曲が、劇場版第2部から5部を通じてテーマソングとして使用されています。 富野 メンバーの中村正人さんは『G-レコ』を見てくれていて、オファーを引き受けてくださいました。そうなると、音楽の菅野祐悟さんが制作した楽曲との音色の違いも目立ってしまって、使い方を考えなければいけなくなりました。第2部(『ベルリ 撃進』)では「いちおう使ってみた」という感覚でしかなくて。第3部(『宇宙からの遺産』)のときに菅野楽
テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ(G-レコ)」の劇場版「Gのレコンギスタ」(富野由悠季総監督)の第4部「激闘に叫ぶ愛」が公開された。8月5日には完結編となる第5部「死線を越えて」が公開され、2014年にテレビアニメの放送がスタートしてから約8年で、完結を迎えることになった。“ガンダムの生みの親”の富野監督は「G-レコ」を50年残る作品にしようとしてきた。「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」の放送が始まった1979年から40年以上たつが、今も古びないメッセージが込められている。「G-レコ」もファーストガンダムのようにメッセージを込めたといい、富野監督は「50年くらいはメッセージ性として古びないといううぬぼれがあります。そんなうぬぼれがなければ作らない」と語る。富野監督に「G-レコ」に込めた“50年残るメッセージ”について聞いた。
富野由悠季総監督「『Gのレコンギスタ』はここから始まる!」 劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」&劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」完成披露舞台挨拶オフィシャルレポート到着! ポスト宇宙世紀とも呼べる「リギルド・センチュリー(Regild Century=R.C.)」を舞台に、『機動戦士ガンダム』の原作者である富野由悠季自身が総監督・脚本を手がけ、今夏2作連続公開される劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」(2022年7月22日(金)全国公開)と、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」(2022年8月5日(金)全国公開)。 この度、7月22日(金)公開の劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」と、8月5日(金)に公開の劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」の舞台挨拶付き完成披露上映会が本日7月17日、新宿ピカデリーにて開催! 本舞台挨拶の
劇場版『Gのレコンギスタ』第4部&第5部の上映を記念した、 「ガンダムチャンネル」と「サンライズチャンネル」のコラボ企画、「富野由悠季ワールドセレクション」 本配信を記念した、富野監督とモデル・タレントの市川紗椰さんによる対談インタビュー映像のフル映像を公開! 7月16日(土)~18日(月・祝)に実施されたセレクション配信はアーカイブ配信中! https://www.youtube.com/playlist?list=PLU3MW54GsPFqRp9VCSgwCsT744n5j9M00 ■「富野由悠季ワールドセレクション」 劇場版『Gのレコンギスタ』第4部&第5部の上映を記念した、「ガンダムチャンネル」と「サンライズチャンネル」のコラボ企画! 劇場版『Gのレコンギスタ』第4部&第5部の上映劇場にて入場者プレゼントで配布される「富野由悠季監督作品」コマフィルムに選出された9タイトルもラ
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」という選出理由からも、改めてこれまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自
演出家デビューとなった『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』ほか数多くの名作を経て現在まで、富野由悠季監督のキャリア55年の歩みを俯瞰する初の本格的な展覧会『富野由悠季の世界』は、延べ2年に渡り全国8カ所で開催され、アニメファンのみならず、衆目を集めた。 また富野監督は昨年11月、令和3年度文化功労者に選出された。選出理由は「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」というもので、これまでの仕事がもたらしたものであることは間違いない。 そして富野監督は、今なおアニメの最前線で活動中だ。劇場版『Gのレコンギスタ』のクライマックスとなる2部作、IV『激闘に叫ぶ愛』とV『死線を越えて』が7月・8月に連続公開決定、現在その作業に追われている。 自身の
2009年から2010年にかけて、ジェネオン・ユニバーサル(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)から前半3巻が、復刊ドットコムから後半3巻が発売され、今では非常に手に入りにくい「鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集」を、復刊ドットコムが新仕様で再刊する。「《オリジナル版》復刻大全集」は約6500ページの内容が全6巻で構成されていたが、今回の「《オリジナル版》」では1巻あたりを約400ページにまとめ全16巻に。A5判にリサイズされ、読みやすいソフトカバーで造本される。 数度の単行本化に際し、その都度手塚治虫自身が細かく改変・再編集を行い、いくつものバージョンが存在する「鉄腕アトム」。今回の「《オリジナル版》」では、雑誌・少年に1951年から1968年に連載された初出バージョンがそのまま復刻再現される。各話の連載時の全扉絵や、別冊付録の全表紙の再録も見どころだ。 1巻から6巻ま
今や“アニソン”と言えば、日本のポップカルチャーとして世界中で愛されるドル箱コンテンツだが、80年代まではPOPSとしての認識はまだまだ浅く、ジャンルとしても低く見られていた。そんなアニソンがどのように市民権を得るに至ったのか? アニメ監督としてはもちろん、井荻麟(ペンネーム)という作詞家としても数多くの名曲を世に送り出してきた富野由悠季氏に話を聞いた。 →「初代から最新作まで歴代ガンダム作品の主題歌を総まとめ」← 作詞家・井荻麟(富野由悠季)/作詞リスト 40年前、「アニソン=子ども向け」という認識を“突破したい”と考えた ――これまで富野監督が井荻麟(いおぎりん)名義で作詞された楽曲は、実に80曲以上にのぼります。作詞家をされた経緯を教えてください。 【富野由悠季】それは簡単な話で、総監督権限です。当時、『ガンダム』の楽曲はキングレコードから出ていますが、それまでのアニメ音楽というは「
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が5日、宝塚大学東京メディア芸術学部(東京都新宿区)で特別講演を行い、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン:スパイダーバース」(ボブ・ペルシケッティ監督、ピーター・ラムジー監督、ロドニー・ロスマン監督)について語った。 富野監督は、映画や動画は「芸能として楽しめるものでなければいけない。芸能の考え方をアニメの世界の人には持っていただきたい」と話し、「芸能はお芝居だし、踊りだし、みんながパッと見て楽しめなければいけない」と持論を展開。さらに、現在のアニメについて「デジタルオンパレードになったアクションシーンを見ていてもそれほど面白くないでしょ? というのは、いろいろなことをみんなでやり尽くしているんです」と説明し、「『全部をやり尽くしてどうなるの?』ということの必殺兵器が最近のアニメで
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が5日、宝塚大学東京メディア芸術学部(東京都新宿区)で特別講演を行った。富野監督は受講者に向けて、アニメ制作は「さまざまな役職の人が集まってやっていく作業だから、僕みたいに角の立つものの言い方をすることはやめて、人と人の間にいいハーモニー、アンサンブルを持ってやっていくことが、皆さんの幸せな人生につながる」とアドバイス。「僕は今でも幸せではないです」「宮崎駿を潰すと思っていても、潰せない。こんな不幸なことはないんです」と笑顔を見せながら語った。 富野監督は自身の経験を踏まえ、「アニメの世界に入ると、徹底的に才能がある人がいる。あなたたちの隣に座っている人もそうかもしれない」「宮崎駿が隣に座っていたら何もできなくなる」と語った。その上で「潰したいと思える人がそばにいてくれることが、自分の夢をバカみたいに追いかけられる
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が5日、宝塚大学東京メディア芸術学部(東京都新宿区)で特別講演を行った。富野監督は受講者から寄せられた「創作の原動力は何か」という質問について「こういう質問は何度もされたことがあるが、明確な回答をした覚えはない。というのも、自分にそんな創作力があるとは思っていなかった……と世間に対して謙遜をしているからです。事実そうなんですけど」と語りつつ、「現在ここにあるものではない、違うものを作りたいということが絶えずあった」と明かした。 富野監督は「そう言っても、『ガンダム』を作ってからは他のものは、やっていないんじゃないかというご意見もあるので、『違うものを作りたい』ということが原動力になっているようには見えないし、そう答えてはいけないと思っている。でも、今も違うものを作りたいということが原動力になっている」と話した。 続
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