舞台は未来。主人公は5人の少年少女たち。 物語は、彼らが“呪力”と呼ばれる念動力を学ぶ上級学校へと進む12歳の幼少期から始まる。 5人はそこで、人類の血塗られた歴史を知ると共に、命を賭けた壮絶な冒険へと駆り立てられることになる。 やがて14歳という青春時代を迎えた彼らには、より過酷な試練、胸を焦がす衝撃的な出来事が待ち受けている。 そして、26歳の夏。予想だにしなかった未曾有の惨劇が人類を襲い…!? 呪力という神の力を手に入れた人間、人間に劣らぬ知性を持った異種族=バケネズミ、さらには歪んだ進化を遂げた異形の怪物たち。 様々な勢力や思惑が入り乱れる先の読めないストーリーは、主人公たちが12歳、14歳、そして26歳と時を重ねていく姿を描き、3部作という壮大なスケールで展開していく。さらに、スリリングな物語の奥には、生命の根源にかかわる深遠なテーマも潜んでいる。 類を見ない“新世界”“新世代”