太陽は,非常に興味深い身近な天体プラズマ実験室です。約6000度の太陽表面(光球)から2000kmほど上空に行くと,100万度を超える高温のプラズマが存在します。「コロナ」と呼ばれる太陽大気です。コロナはフレア(太陽面爆発)が突発的なエネルギー解放を起こす場所で,フレアやコロナ質量放出は地球での磁気嵐の発生と密接な因果関係を持っています。昨今,国際宇宙ステーション建設などで宇宙飛行士が宇宙空間で活動する機会が増えつつあり,人類が宇宙空間を利用する上でも,太陽―地球間の宇宙環境を理解することの重要性が増しています。いわゆる,宇宙天気のことです。 太陽の観測的研究は,400年ほど前のガリレオ・ガリレイによる太陽黒点のスケッチ観測を最初として,古くから行われてきました。しかし,太陽フレア発生の物理,太陽コロナ存在の謎,太陽11年活動周期の謎など,太陽は知っているようで基本的なことの多くがよく分か
発表・掲載日:2006/05/11 単層カーボンナノチューブで高強度繊維の紡糸に成功 -後処理なしで工業材料として高品位な単層ナノチューブ製造技術を確立- 従来の量産技術で供給される単層カーボンナノチューブ(SWNT)は、品質面で工業材料としての要件を満たしておらず、ユーザー側で精製・改質等の後処理が必要であった。 SWNTの合成において、反応を精密制御し、品質(純度、グラファイト化度)や触媒効率を飛躍的に改善し、精製・改質等の後処理工程が不要の超高品質のSWNT量産技術を開発。 本技術で製造される超高品質単層カーボンナノチューブを用いることによって、これまで必須と考えられてきた表面改質や分散技術なしで、直ちにSWNTの紡糸や製膜といった加工プロセスが可能に。 品質(純度、グラファイト化度)を大幅に改善しただけでなく、SWNTの直径を0.1nm単位で精密に制御することも可能。 独立行政法人
チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る ちまたで脈々と言い伝えられる都市伝説やウワサ話。 そんな、まことしやかに語り継がれるウワサ話の真実を探るべく調査に乗り出した。 甘くてほろ苦いチョコレート。 おやつの時間ともなると、子供たちはそんなチョコレートをつい食べ続けてしまう。 そんな時、母親によく言われた言葉。 「コラッ!チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るわよ!」 すると、子供の鼻から赤い一筋のものが…。 果たしてこのウワサは本当なのだろうか?我々はこのウワサを検証すべく、認知度調査を行った。 その結果、10代から40代のすべての年代において、80%近くが「知っている」「聞いた事がある」と答えるなど、認知度が非常に高く、広く知られているウワサである事が判明した。 さらに解答者の多くから「チョコレートに含まれるカフェインによって興奮して鼻血が出るのではないか」という話も出て
F.E.R.C Research Database - Report No. 0014 謎の現象カマイタチの正体は? 1997/04/13 報告 報告者:桐島 夏子 「カマイタチ」とは風の強い日に起き、人体が気付かぬうちに切り裂かれ、出血も痛みもない現象である。かつては妖怪の仕業とも言われていたが、その実体は明らかにされていない。しかし妖怪など信じられていない現在でも、カマイタチの被害報告はされている。 高橋昌道氏は1967年頃(北海道にて当時7歳)、自転車に乗っている時にカマイタチにあった。痛みも出血もなかったため、しばらく気がつかなかったという。しかし傷痕は今でも残っており、その傷を検査した結果、全治3週間ほどの鋭体(カミソリ等)による傷と推測された。しかし、傷は1週間という医学的に考えにくい速さで完治している。 「カマイタチ」にはいくつか仮説があり、“小旋風真空説"“静電気説"な
Research Request No.1105 人間の不思議能力「気配」の正体を調査せよ! 2002/11/03 報告 報告者:柏木 康一郎、伊達 徹、大澤 亮、藤川 優子、宮崎 弦太 人間の五感を超えた感覚として、誰しもが経験的には感じたことがあるであろう『気配』。 イギリスの元ケンブリッジ大学教授、ルパ−ド・シェルドレイク博士によれば、犬が飼い主の帰宅を遠くから察知できるのは、気配を感じ取っているためだという。しかし、我々は嗅覚や聴覚などの鋭い器官や経験に基づく行動によって、飼い主の帰宅を認識しているのではないかと考え、「気配」以外の可能性を検証してみることにした。 『可能性�@ 時間』 毎日同じ時間に帰宅する主人を出迎えている犬の場合、主人の帰宅時間を記憶しているのではないか? 『可能性�A 音』 犬は鋭い嗅覚を持つため、主人の足音や話し声などの音を遠くから感じ取ってい
Research Request No.1935 何故 落雷の直撃を受けて助かる事が出来たのか? 2002/10/20 報告 報告者:柏木 康一郎、大澤 亮、増田 由紀夫、宮崎 弦太 [事例1] 1995年8月、ある女性会社員が、仲間2人と登山を楽しんでいた。夕方になると、雷雲が広がり、今にも夕立が来そうな空模様となった。さらに、雷鳴が響いてきたために、友人が不安になり「避難しようか」と言ったその瞬間、なんと雷がこの女性会社員を直撃したのだ。しかし信じられないことに、落雷を受けたこの女性はすぐに体を起こしたのである。通常、雷の直撃を受ければ、命に関わる重大な事態になるはずである。人間が、雷の直撃に遭って助かることなどありえるのだろか。 日本大気電気学会・名誉会員の北川信一郎博士によると、落雷のエネルギーは大気中に放電されるため、地上まで達するものはごく僅かになるという。しかし雷全体
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