学生時代は小説を書くどころか、まともに本を読んだこともなかった。2001年(平成13年)、高校を卒業後に、『リアル鬼ごっこ』(文芸社)を自費出版。作成期間は2か月。高校時代のアルバイトで貯めたお金に祖母から借りたお金を頭金にして出版費用をまかなった。自費出版にした理由として、「両親や友人に見せるのは恥ずかしい」「たまたま新聞で、自費出版の広告を見かけた」と語っている。 同作は刊行から半年ほどで1万部を突破。累計で100万部を超えるヒット作となり、映画化もされた。[2] サバイバル/デスゲームもののホラーを中心に、中高生に人気の作家であり、映画化・テレビドラマ化されている作品も多い[3]。 命の大事さを伝えたかった『スイッチを押すとき』を除いて、「作品にメッセージを託すことはない」「基本的に面白いか、面白くないかがすべて。純粋にエンタテインメントとして楽しんでもらえるものを書きたい」と語って