2023年4月14日、幕張メッセ(千葉県)で開幕した「オートモビルカウンシル 2023」にて、マツダMX-30 e-SKYACTIV R-EVが国内初公開された。この妙に長い車名のマツダ車は、ロータリーエンジンを発電専用に使うシリーズ式のプラグインハイブリッド(PHEV)だ。 文、写真/ベストカー編集部 ■「どこかで次世代のロータリースポーツに挑戦してほしい」 今年(2023年)1月に開催されたブリュッセルモーターショーで姿を見せていたが、日本国内での公開はこれが初めて。外観はMX-30そのものだから、この車体の中にロータリーエンジンが搭載されているようには見えないが、「8C型」と呼ばれる1ローターエンジンが、発電機、モーターと一体になってフロントに置かれている。