人気ライトノベルが約1年ぶりに帰ってきた。06年のアニメ化でブレークし、ライトノベルナンバーワンの座を獲得した「涼宮ハルヒ」シリーズの最新刊「涼宮ハルヒの分裂」が3月31日から発売され、大人気となっている。 高校入学直後、いきなり「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」と宣言した美少女・涼宮ハルヒ。長門有希(宇宙人)、朝比奈みくる(未来人)、古泉一樹(超能力者)、そして一般人で主人公のキョンを加えたSOS団を結成し、学園を所狭しと駆け回る。コンピューター研究会や生徒会との“バトル”を繰り広げながら、SOS団が進級したところから「分裂」は始まる。 春休み最終日以降、ハルヒの精神状態に異変が起きていると指摘する古泉。キョンはその春休み最終日に出会った中学時代の友人のことを思い出すが……。 これまで断片的にしか語られてこなかっ