毎週、楽しいお話が登場する「ボンバーマンジェッターズ」。 でもいったい毎週どのようにお話が作られているの? どのような人たちが実際に作っているの? どれくらいの時間をかけて作っているの? など、いろいろな疑問を解決する為、ここでは実際のアニメ制作現場に潜入レポートしちゃいます。
話題のライトノベルの魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第12回は、すべての数字を見通せるという「悪魔のさいころ」をめぐるサスペンス「デビルズ・ダイス」(角川スニーカー文庫)です。第11回スニーカー大賞奨励賞受賞作家のデビュー作の見どころについて担当編集の難波江宏隆さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは なんと言ってもダイスですね。主人公は父の遺品からこの黒鉄色のさいころを発見しますが、これが「すべての数字を見通す」悪魔のさいころなんです。これから行われる宝くじの当選番号を事前に調べたり、マークシートの試験もその場で全問正解。主人公は一夜にして巨額の富を手に入れるわけですが、本当の面白さはそこから始まるんです。 --今までのライトノベルにはないダークさですね 1巻では、主人公がダイスの魅力に引かれてどんどん変わっていきます。どこまで墜
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第11回は、あざの耕平さんのアクションサスペンス「Dクラッカーズ」(村崎久都画、富士見ファンタジア文庫)です。「カプセル」と呼ばれるドラッグが生み出した人間と悪魔の戦いを描いた人気シリーズについて、担当編集の賀屋聡子さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 何と言っても純粋な「ボーイ・ミーツ・ガール」の物語だということです。適性のある人間が「カプセル」と呼ばれるドラッグを飲むと、「悪魔」と呼ばれる異形の存在を呼び出せるようになり、さらに呼び出しに成功した「悪魔持ち(オーナー)」たちが、異能力バトルを繰り広げます。そんな中で「悪魔狩りのウィザード」と呼ばれるスゴ腕の「悪魔持ち」である少年・景が主人公です。ギミックこそソリッドでダークな雰囲気が漂っていますが、描かれているのは「一度手を離してし
現在ブレーク中の深見真さんによる近未来の東京を舞台にした青春アクション「ヴァンガード」(西E田画、集英社スーパーダッシュ文庫) 話題のライトノベルの魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第10回は、「ヤングガン・カルナバル」シリーズなどでブレーク中の深見真さんの新作「ヴァンガード」(西E田画、集英社スーパーダッシュ文庫)です。壁に囲まれた近未来の東京の地下迷宮を舞台にした青春アクションの魅力について担当編集の三輪宏康さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 年上キラーの主人公・速人が妙齢のお姉さまたちをメロメロにしていくところ! ……ではなく、やはり深見さんならではガンアクションの面白さと一味違う設定の絶妙さでしょうか。もちろん前者もおすすめですけど。 ガンアクションの面白さとしては、迷宮に挑むパーティーの集団戦闘にご注目ください。前衛が
話題のライトノベルの魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第9回は、ラクロスにかける女子高生たちを描いた青春グラフィティー「暴風ガールズファイト」です。作品の魅力について担当編集の長島敏介さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 今まで体感したことのない面白さに引き込まれていく主人公の変化が一番のみどころですね。「退屈してる時間がもったいないよ!」というメッセージも込めて。お嬢様学校、という設定ではあるのですが、主人公の広海を筆頭に、中身はみんなムチャクチャな個性を秘めています(とくに白雪様こと宮前雪乃は要注目!)。そんな彼女たちが、常識外の暴風娘・五十嵐千果に巻き込まれることで、退屈な毎日を吹っ飛ばされ、ラクロスを通じて、知らなかったおもしろさ、喜びに触れることで毎日が変わっていく、そのそう快感はどんな方でも共感できると思います。 ラク
話題のライトノベルの魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第9回は、パロディー満載のドタバタコメディー「撲殺天使ドクロちゃん」(おかゆまさき著、とりしも画、電撃文庫)です。アニメ版と合わせて人気の「ドクロちゃん」の魅力について担当編集の三木一馬さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 今回は、いつもの「ドクロちゃん」シリーズの連作短編形式のものとはうってかわって、初の大長編でお届けします。当然、大長編なわけですから、今までは仲が悪かったキャラと友情が芽生えていたり、ヒロインが未来の世界に帰ったりと、小ネタも盛りだくさんです。決してなにかのオマージュをしているわけではありません……よ? --作者のおかゆまさきさん、イラストのとりしもさんについて教えてください おかゆまさきさんは、非常にしっかりとされているマルチタレン……じゃなかった作家さん
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第8回は、1月に富士見ファンタジア文庫の新人賞「第18回ファンタジア長編小説大賞」で佳作を受賞した細音啓(さざね・けい)さんの「黄昏色の詠使い(うたつかい)」シリーズの3作目「アマデウスの詩、謳(うた)え敗者の王」です。ネットでの人気が高まっている青春ファンタジーについて、担当編集の賀屋聡子さんに聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 「名詠式」という思い描いたものを呼び出せる召喚術のギミックと、それを学ぶ学校を舞台に織り成される人と人との交流です、というと、おカタく感じるかもしれませんが、13歳の少年・ネイトが飛び級して、16歳の同級生の女の子たちと冒険を繰り広げるという“萌え”の要素も含んでいます。例え著者が否定しても、担当はそう思っています。 「アマデウスの詩~」では、年上のヒロイン・クルー
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第7回は、黒川芽衣さんで映画化された「学校の階段」です。校内をひたすら走るだけの「階段部」という謎の部活動を描く青春グラフィティーの魅力について担当編集の川崎さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは すばり、本作シリーズのキャッチになっている「ビバ青春の無駄足!」を余すところなく、これでもかと投入しているところでしょうか。 --作者の櫂末高彰さん、イラストの甘福あまねさんについて教えてください 櫂末先生は、エンターブレインが主催する第7回「エンターブレイン えんため大賞」の小説部門で、この「学校の階段」で優秀賞を受賞してデビューされたんですが、とにかく真面目な方です。締め切りは必ず守っていただけますし! ちなみに一部では、かなりのマッスル好きなのでは?との疑惑がありますが、それについてはコ
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第5回は、ライトノベル最強の“ツンデレ”キャラ・魔法使いのルイズが大人気の「ゼロの使い魔」です。06年にテレビアニメ化もされ、大ブレークした作品の魅力を担当編集の佐藤亜由美さんに聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 「読みどころ」がたくさんある作品ですが、あえて「ココ!」とあげるとすれば、やはりルイズと才人の関係性でしょうか。ルイズを「顔しかかわいくない!」ととらえる才人、才人を「なんでわたしが平民の使い魔なんか!」と人間扱いしないルイズ。最初は印象のよくない二人が、さまざまな事件を経て変わっていく、じれったさと楽しさはシリーズを通してのだいご味だと思います。 それからストーリーの王道さ。王道イコール典型で、陳腐になる危険性もあるのですが、ゼロは「王道の持つそう快感」を大事にしたいと思っています
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第4回は、少女を描いた小説で人気の桜庭一樹さんの最新作「GOSICK」です。主人公の一弥と謎の少女・ヴィクトリカが体験する不思議な事件を描いた「GOSICK」の世界について担当編集のBDKさんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは ぜ~んぶ! ってダメですか。そうですか。色んな魅力がある作品で、毎日届くファンレターの感想もそれぞれだし、おそらく読むたびに発見があるし、人によってここが好きってところがちがう、不思議な作品なんですよね。あとがきが一番好きって人もいるみたいですし。って言っていても仕方がないので……桜庭さんと最初に話してこんな感じにしようって決めたのは昔「名探偵ホームズ」とか「怪人二十面相」とか図書館で借りて読んだドキドキをもう1回若い読者に届けたいねっていう話だったような。ですの
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第3回は、アニメ化も決定した榊一郎さんのファンタジー「神曲奏界ポリフォニカ 」です。精霊と特殊な音楽を奏でる神曲奏士の恋愛と成長を描く「ポリフォニカ」の世界について担当編集の北村州識GA文庫編集長に話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 主人公フォロンとコーティのほわっとしたやりとり、でしょうか。まずはコーティのツンデレっぷりと、フォロンの鈍感ぶりにもだえていただければと思います。 さらに、まわりを固める「ツゲ神曲楽士派遣事務所」の面々も要注目です。リーダーとしてチーム全員をピシっと締めるユフィンリー、天才と言われながらもフォロンとの絶対的な差を認識して、そのうえでベストを尽くすレンバルト、健気なアルバイトの双子ちゃんに、決して顔を出さないなぞの兄貴。これらキャラクターたちが、繰り広げる居心地
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第2回は、「ヤングガン・カルナバル」シリーズ(徳間書店)で人気の深見真さんがファミ通文庫でスタートさせた新作「疾走する思春期のパラベラム」(ファミ通文庫)。高校生のサイキッカー同士のバトルを描く学園アクションです。担当編集のエンターブレイン、森丘めぐみさんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは ダブルヒロインの魅力と、バトル&青春全開のエンターテインメント・ストーリーをご堪能ください。 深見さんの作品はガンアクションに定評がありますが、今回は“ひと味違った面白さ”を読者の方々に楽しんでもらいたい、という思いで新作を企画しました。銃は出てきますが、普通の銃ではない。精神力が生み出すという巨大な銃「p.v.f」を扱うことになった映画部所属の高校生たちの恋や友情、戦いの話としました。設定こそ変化球
話題の新作の魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第1回は、富士見ファンタジア文庫の新人賞「第18回ファンタジア長編小説大賞」で4年ぶりに大賞を受賞した新人、川口士(かわぐちつかさ)さんの「戦鬼-イクサオニ-」。復しゅうの旅に出る鬼の息子の冒険を描く和風ファンタジーです。担当編集の田中久美子さんに話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載) --作品の一番の読みどころは 「先を読ませる力がある」「アイデアが良い」「構成がきっちりしていて上手い」「面白くかけている」 これらは、最終選考会での選考委員の方々からの評価です。非常に完成度が高く、テンポの良い文体で次から次へとシーンが展開してゆくので、我々、読者を飽きさせません。応募原稿でありながら、一気に読み終えてしまいました。誰もが知っている物語を、一つのアイデアで全く違った物語として読ませる筆力は新人離れしています。 また、登場キ
人気ライトノベルが約1年ぶりに帰ってきた。06年のアニメ化でブレークし、ライトノベルナンバーワンの座を獲得した「涼宮ハルヒ」シリーズの最新刊「涼宮ハルヒの分裂」が3月31日から発売され、大人気となっている。 高校入学直後、いきなり「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」と宣言した美少女・涼宮ハルヒ。長門有希(宇宙人)、朝比奈みくる(未来人)、古泉一樹(超能力者)、そして一般人で主人公のキョンを加えたSOS団を結成し、学園を所狭しと駆け回る。コンピューター研究会や生徒会との“バトル”を繰り広げながら、SOS団が進級したところから「分裂」は始まる。 春休み最終日以降、ハルヒの精神状態に異変が起きていると指摘する古泉。キョンはその春休み最終日に出会った中学時代の友人のことを思い出すが……。 これまで断片的にしか語られてこなかっ
おない・まさひろ 69年生まれ。大学卒業後、92年、「朝日ソノラマ」入社。単行本やノンフィクション、ソノラマ文庫などを担当。専門書出版社を経て、00年、角川書店入社。「ランブルフィッシュ」(三雲岳斗)、「女子大生会計士の事件簿」(山田真哉)などを担当し、07年4月から現職。 アニメ・マンガ・ゲーム業界のキーマンを直撃する「編集長がゆく」。第5回は、「ロードス島戦記」「涼宮ハルヒ」シリーズなどで知られ、来年創刊20周年を迎えるライトノベルレーベル「角川スニーカー文庫」の女井正浩編集長だ。4月に就任したばかりの女井さんに抱負を聞いた。【猪狩淳一】 --「ライトノベル」と一口に言いますが、定義が難しいですね。 私が角川書店に来た00年ごろは、いろいろな作家さんがいて、ジャンルもさまざまで、まさに「何でもあり」でした。「ライトノベル」という分野が先鋭化していく過渡期で、その後のライトノベルは、男性
ライトノベル界最強のスーパーヒロインが誕生した。その名は涼宮ハルヒ。世界の運命をも握る美少女女子高生が、宇宙人、未来人、超能力者を巻き込んで、超ハイテンションな高校生活を送る物語だ。谷川流(ながる)さんの原作、いとうのいぢさんのイラストで人気を呼び、今年4月のアニメ放送で一気にブレークした。全国ネットの放送でなくとも、インターネットで話題を振りまき、原作本やDVDは品切れ、テーマ歌も相次いでオリコンチャートトップ10入りするなど、まさに独走状態。その人気の秘密に迫った。【渡辺圭】 ■涼宮ハルヒの“登場” ハルヒが誕生したのは03年。第1作「涼宮ハルヒの憂鬱」が、角川書店のライトノベル雑誌「ザ・スニーカー」の新人賞「第8回スニーカー大賞」の大賞を受賞した。破天荒なハルヒをはじめ、ユニークなキャラクターの魅力、飽きさせない文章力などが評価され、選考委員の全員一致で決まったという。大賞受賞は、第
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く